理学療法士が教えるストレッチポールで期待できる効果と使い方

ストレッチポールの使い方

こんにちは。しょーへいです。

みなさんはストレッチポールをご存知でしょうか?持っているけど使い方がわからない…。買ったけど使わず家の中で眠っている…。いう方も多いのではないでしょうか。
ストレッチポールを使用することで可動域拡大や体幹トレーニングなどができます。
今回はそんなストレッチポールを使用することで期待できる効果と使い方をご紹介します。

 

ストレッチポールとは

ストレッチポールとは、円柱状のエクササイズアイテムで、ストレッチやトレーニング、ピラティスなどさまざまな用途で使用できます。最近では、スポーツ選手やリハビリ、モデルなどさまざまな方が使用しています。ジムで目にしたことがある方も多いのでないでしょうか。

ストレッチポールで期待できる効果

筋肉の緊張緩和

日常生活のほとんどが身体の前での動きであり、普通に生活をしているだけでも↑の画像の左側のように巻き肩や前傾姿勢になりやすいです。ストレッチやトレーニングをしないと左右差が大きくなったり、使いやすい部位と使いにくい部位が生まれアライメント(骨の配置)不良が生じ身体の不調の原因にもなります。そんな生活をするだけでもなりやすい巻き肩や前傾姿勢をストレッチポールを使用することで短縮しやすい筋肉の緊張を緩和させることができます。

体幹筋力の向上

ストレッチポールは円柱状になっているため、不安定な環境下を作ることができ、バランス感覚や体幹のトレーニングができます。トレーニング強度も調整できるので運動初心者の方からアスリートまで幅広く行えます。呼吸と組み合わせてインナーマッスル(深層部の筋肉)や肩甲骨の筋肉まで連動させながら筋肉にアプローチが可能です。

自律神経へのアプローチ

自律神経は脊柱の横を走ります。そのため脊柱が硬いと自律神経の働きが低下し乱れやすくなり、身体の不調に繋がります。ストレッチポールに乗ることで脊柱・骨盤のアライメントが整い脊柱の緊張が緩和されるので自律神経にもアプローチができます。

ストレッチポールの使い方

基本姿勢

1.ストレッチポールの端にお尻がくるようにして、お尻→背骨→頭の順にのせ仰向きに。
2.膝関節を90度曲げて、足は腰幅に。
3.肘から手を床につけて肩は脱力し、全身も脱力する。
4.鼻から吸って、口から細く長く吐くようにゆっくり呼吸をする。

体幹、腸腰筋のエクササイズ

1.基本姿勢から、両腕を広げ指先だけで支える。
2.腰の後ろに手のひら1枚程度の隙間を常にあけておく。
3.膝の角度を変えずに片脚ずつもも上げ(股関節の屈曲)を行い、元の位置に戻す。
4.反対側も同様に行う。

体幹、腸腰筋、肩甲骨のエクササイズ

1.基本姿勢から、前に習えにように両腕を挙上(肩関節90度屈曲)させる。肩甲骨から挙上するイメージ。
2.腰の後ろに手のひら1枚程度の隙間を常にあけておく。
3.息を吐きながら腹部を引き込む。

4.膝の角度を変えずに片脚ずつもも上げ(股関節の屈曲)を行い、元の位置に戻す。
5.反対側も同様に行う。

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